今年も秋の拡大月間がスタートします。8月26日から10月末まで2ヶ月強を仲間増やし月間として組合あげて全力を注ぎます。ぜひご協力をお願いします。
今年の秋の月間は、物価高騰と実質賃金の低下により、多くの労働者が生活や仕事で困難を感じています。7月に発表された毎月勤労統計(厚生労働省)によると、実質賃金は前年同月比で2.9%減少しており、5カ月連続のマイナスです。
6月の企業倒産も4カ月連続で800件を超え、建設業は今年最多となる中、「物価高」倒産も前年同月比で1.3倍に増加しています。
こうした情勢の中、私たちの仕事・くらしを守り、地域と現場で東京土建の影響力を拡張していくことを目指すとともに、一緒に運動をする仲間も増やして、組合の総合力を発揮しながら要求実現にむけた大きな「うねり」をつくらなければなりません。
秋の月間方針に団結して全ての仲間と対話し「仲間づくり・人づくり」をすすめ、安定した1200人港支部の実現と、私たちの切実な要求を前進させる秋の月間にしていきましょう。
港支部の秋の月間は、第71回定期大会の確認に基づき、基本目標は2025年1月現勢(1214人)比3.5%(43人)を秋の拡大月間の目標とします。目標達成にむけて2か月間のご奮闘とご協力の程、よろしくお願いいたします。
【2025年秋の拡大月間・仲間増やし 8月26日〜10月31日まで】
【清水弘之教宣部長・給排水】7月13日、東京土建本部、平和共同取材で東京大空襲フィールドワークに参加して来ました。場所は江東区。ここは1945年3月10日の空襲で多くの犠牲者が出た場所です。3月10日零時8分、300機のB29が1700トンもの焼夷弾をつんで下町の水路に阻まれた、この地区を中心に投下しました。20万発もの爆弾・焼夷弾を落とし、まさに皆殺しの無差別爆撃でした。わずか2時間半の空襲で東京の4割が焼け、家を焼かれた人は100万人を超え、傷ついた人も4万人、涙をのんで死んでいった人は10万人にものぼりました。多くの人たちは女の人や赤ちゃん、子どもたち、お年寄りでした。男の人は戦場に行っていたからだそうです。わずか2時間で10万人もの兵隊さんが死んだという、戦闘など聞いたこともありません。常に戦いの犠牲者は弱い者が多いということになります。
江東区にはたくさんの戦災殉難者の供養碑があります。6か所ほど廻りましたが、戦後80年がたつのに、今までも、ほとんどの供養碑にはきちっとした生花が供えられていました。今なお当時を想い、この地域で命を落とした方々を回向し続けている、静かな黙祷には、国と国が平和で結ばれているように祈るもの、と言うメッセージが込められているのだろうと思いました。
フィールドワークの後に、東陽町にある戦災資料センターも訪れました。戦後80年の節目の年です。是非、一度訪れてみてください。
東京土建国保は、みなさんの保険料と歳入の約38.4%を占める「国と都からの補助金」で運営しています。
8月〜9月は、来年度の「都費補助」確保に向けた、東京都への「はがき要請」に取り組んでいます。
8月に配付した所定のはがきシート(1シートにはがき4枚)へのご記入をお願いします。
お書きいただいたハガキは、支部事務所でまとめて東京都に郵送しますので、ハガキを書いたら投函せずに支部事務所までお届けください。