機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ
2023年04月10日号

港の仲間の力を集めて組合を大きく強く
組合未加入の仕事仲間を紹介して下さい!

 港支部の仲間の皆さん、仲間を増やす春の拡大月間がスタートしました!
 コロナ禍の影響により、港支部でも組織後退を余儀なくされています。この春の拡大月間では、組織減少を食い止め、2024年1月を増勢で迎えるための土台作りとなる春の拡大月間として仕上げていきます。また、コロナ以前の組織活動に戻しつつ、額を合わせる対面対話による訪問行動を繰り返していきます。
 今年の春の月間でも、引き続き仲間の命と暮らしを守る「建設アクション」を継続し、現場・地域・職場の民主的ルールの確立と平和と憲法を守り、社会保障の拡充をめざす大運動と「命の綱」土建国保を守る運動を前進させます。
 私たちを取り巻く課題、アスベスト対策や働き方改革の対応や、インボイスの実態を仲間に知らせ、仲間の実態をつかみ、仲間とのつながりを強化しながら組合未加入者の紹介活動につなげていきます。組合員を増やし、港支部の組織を強く大きくしていきます。
 春の組織拡大月間の目標は、5月31日までに、2023年1月1日現勢1228人の3.5%・43人(みなと分会:7人、事業所分会:35人、大島分会1人)の新たな仲間を組合に迎えることを支部目標とし、全分会で達成をめざします。4月18日現在、合計15人の新しい仲間を迎えています。


「建設業」の働き方改革!今スグ対応を
 2024年4月には建設業においても働き方改革への対応が求められます。その他の産業ではすでに対応が始まっています。とりわけ時間外労働の規制対応では大変な苦労をしています。
 労働者の月の時間外労働は基本的に45時間以内となり、時間外労働を行うためには、就業規則を整備し、36協定を労働者代表と締結します。4月1日からは、月の時間外労働60時間以上は割増率50%が始まりました。
 残された1年で労働者を雇う事業所は、対応が求められています。放置すれば法令違反となり、人を雇用することが実質できません。事業所の雇用を安定 化させることは経営の安定にもつながります。働き方改革への対応なら東京土建にお気軽に相談してください。

働き方改革への対応B
建設業における労働時間の問題点
〜時間外労働には36協定の締結が必須〜

 例えば、始業が8時、終業が17時、休憩が12時〜13時という事業所があったとします。この事業所の所定労働時間(事業所で決めた労働時間を所定労働時間といいます。)は1日8時間です。下図のような働き方をする場合は、必ず36協定の締結・届出と残業代の支払いが必要になります(下図)。

 

 

 法定労働時間(1日8時間・週40時間)または、法定休日を超えて労働させるときには、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合はその労働組合、事業所に労働組合がない場合には、労働者の過半数を代表する者との労使協定(36協定:労働基準法第36条に基づく労使協定の締結)を締結し、労働基準監督署へ届出をしなくてはなりません。36協定とは、1ケ月、1年間での残業時間の限度時間を決めるものです。たとえ労働者1人であっても締結しなくてはいけません。

 

※時間管理のポイント
 週休2日の現場も増え始めていますが、まだまだ土曜日は現場が動いている、時間外労働が当たり前になっている可能性があります。まずは、自社の所定労働時間が法定労働時間の中でおさまっているのかを確認をしてください。
 例えば…朝礼が始業時間前に行われている。現場から戻った後の片付けや、日報の作成等をさせているのであれば、これは労働時間として計上します。
まずはメリハリのある労働時間の管理を始めていくことが大切です。

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新年度になりました!忘れずに利用しよう!

@「法人事業所の代表者」の保険料の減額について
 法人事業所の事業主で、所得の合計額が200万円超250万円以下の方は法人B種に、同じく200万円以下の場合は法人C種に変更できます。申請書に住民税(非)税証明書を添付して提出をしてください。適用期間は8月から翌年7月で、7月受付日以降の手続きは登録日までに手続きされたものについてはその月からの変更となります。今からでも変更可能です。支部までお問合せ下さい。

 

A学生、障害等の方の保険料の減額
 家族のうち「成人男性区分」(23歳以上60歳未満)に該当する方で、学生の方、障害をお持ちの方、又は病気治療により仕事をすることができない方は、保険料区分を「一般区分」に変更することができます。2022年3月に組合費・国保料のご案内をさせていただいております。家族保険料区分が「一般区分」から「成人男性区分」に変更になった方がいましたら、お早めに手続きをお願いします。
※変更の時期=@、Aとも国保組合で登録日までに届出が受理された時は、当月から25日以降月末までの受理は翌月から保険料が変更となります。

 

B新入学お祝い
 2023年4月から組合員のお子さんが小学校、中学校に入学したら、お祝いに5,000円の図書カードがもらえる共済制度があります。申請が必要になりますので、支部までご連絡下さい。

 

C健康診断を受けよう
 現場入場の際に必要な健康診断にも対応できる「土建健診」。年度の始めに受診して1年健康な体で仕事をしましょう。19歳以上の家族も無料で受診出来ますので、早いうちに受診しましょう。

★前進座五月公演★

 「魚屋宗五郎」「風薫隼町賑かぜかおるはやぶさのにぎわい・舞踊かっぽれ」
 建て替え工事に入る国立劇場のお名残り公演2本立てになります。お酒に酔っていく様が見どころの「魚屋宗五郎」と賑やかな舞踊かっぽれ「風薫隼町賑」。国立劇場への感謝をこめた「お名残りご挨拶」も予定され、日替わりでゲストが登場する予定です。観劇目標を全都で200人とし、支部でも独自目標として13人を掲げ呼びかけを広げていきます。
[統一観劇日]5月14日(日)午前11時開演[会場]半蔵門 国立劇場大劇場
[観劇料]組合員・家族は1人につき3000円(一等席)

 

★新橋演舞場★
 三宅裕司率いる「熱海五郎一座」の喜劇「幕末ドラゴン」
[上演日]5月31日(水)〜 6月25日(日)
昼の部・@午前11時30分〜 A午後1時もしくは1時30分〜 B夜の部・午後4時〜
[観劇料]1等席9800円

 

★青年劇場5月公演「老いらくの恋−農の明日へ」★
山田洋次監督のお弟子さんでもあり、1990年の「遺産らぷそでぃ」以来、農民作家・山下惣一氏の著作を元に農家の苦悩を涙と笑いの中で描いてきた高橋正圀氏。文学座の西川信廣氏を演出にお招きして贈る待望の「農業シリーズ」第5弾!
[上演日]5月24日(水)〜31日(水)[会場]紀伊国屋ホール(新宿駅東口)
[観劇料]一般5000円、夜割4300円、30歳以下2900円、中高生800円
 ※初日5月24日は中高生無料デー(50席限定)
[申込方法]青年劇場チケットサービス03-3352-7200へ「東京土建」と伝えてお申し込み下さい。
※夜割は、開演18時30分以降のステージが適用になります。

 

【書記篠木嘉明】

 渋谷支部から3月26日付の異動で、諸事情により翌27日から赴任し、勤務開始しています篠木嘉明と申します。渋谷支部で4年間勤務し、それ以前は本部どけん共済会、荒川支部、西多摩支部等を経験していますが支部が違えばいろいろ事情も異なるので気持ち新たに臨んでいきます。また、いろんな業務や運動をこれまでの経験も活かしつつ、皆さんのために頑張っていきたいと思っています。
 趣味は、サッカー観戦や寄席で落語等を楽しんだり、ジャズやタンゴ等の音楽をライブで楽しむことです。生まれ育ちは、多摩地域の日野で土方歳三の生家の近所なので、歳三や新選組には思い入れがあります。現在も多摩地域に住んでいることもあり、都会には不慣れでご面倒をおかけしますがよろしくお願いします。