機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ
2018年6月10日号

拡大に近道なし - 春の拡大を終えて

【出井 章史:書記長・組織部長】
 月間の時期を迎えると何か拡大につながるウルトラCの技があるのではないか?といつも思うのですが、それは日頃の積み重ねの中に在りました。
 地域分会は当初より苦戦が予測されていました。それでも交流会はイベントの声掛けによる参加を得、身近な情報を伝える事により、少し遠かった活動への理解も頂き、ひいては加入につながる。また、ベテランの皆さんにも正直に相談し、拡大協力へ手を差し伸べても頂きました。日頃から無心に地域(区・町会・学校行事等)への貢献を重ねる事が、結果、地元・行政への港支部の認知度を上げ、加入や紹介にもつながっていると実感しています。
 また、今や都心支部の主流になった事業所対対策においては、定例の事業所訪問、後追い訪問行動の、ここ何年かに渡る活動が実を結び数字にも表れています。旺盛な建設需要もあって各事業所共、社員の雇用増員、下請け職人の紹介もあり大きな前進となりました。必要とされる情報・サービスを敏速に提供する実務も高い評価となっています。
 “和をもって力となす”そんな思いで新執行部初の拡大に総力戦で挑んだ今期の月間行動。日頃の支部全員の活動の結果である事はまちがえがありません。

建設キャリアアップシステム(CCUS)説明会の開催

優れた技能者の雇用と定着をめざす建設キャリアアップシステム(略称:CCUS)の登録が4月から開始されました。制度の発足に合わせ、制度説明会を次のように開催します。
 建設キャリアアップシステム(CCUS)は、技能の見える化を目的に、技能者のキャリアアップの道筋を示し、適正な評価と処遇を求めることになります。事業主は人材育成に努め、優秀な技能者を雇用することで工事業者としての高い施工能力を誇示でき、受注につながることが期待されます。
 建設キャリアアップシステム(CCUS)の運用で、建設現場の次数管理が適正に進むことが期待され、今まであいまいだった「雇用」と「請負」の関係や就業規則、時間外労働などへの対応など、事業所としての整備も求められることになります。
 東京土建では、建設キャリアアップシステム(CCUS)の運営主体である建設業振興基金と委託契約を結び、支部事務所で登録ができるように準備をすすめています。
[日 時]6月28日(木)午後6時30分開会
     7月12日(木)午後1時30分開会
     7月25日(水)午後1時30分開会
     7月25日(水)午後6時30分開会
[会 場]いずれも、「東京土建みなと会館3階会議室」を予定しています。
 就業規則の策定や時間外労働の請求、外注や一人親方への対応など、さまざまな問題について、社会保険労務士などの専門家とともにご相談に対応します。

第41回住宅デー

【林 靖久:職域対策部長】6月3日(日)晴天のなか港支部の住宅デーが行われました。今年は、麻布の網代公園1会場での開催となり、当日集える全ての組合員の結集を目指すかたちとなりました。
 3回の準備委員会を経て今回準備してきた催しは、住宅相談、包丁研ぎ、まな板削り、焼そば、焼き鳥、フランクフルト、トウモロコシ、ポップコーン、綿アメ、飲み物、タイル工作、産直野菜、鉢植え、スーパーボールすくい、お菓子釣り、クロス貼り体験・実演、ペンキ塗り体験・実演そして芝診療所の健康相談、麻布消防署の参加協力がありました。
 恒例と知ってか産直野菜販売のテントには、10時の開始時点で人が集まり賑わってきました。この日は30度に迫る暑さになり熱中症予防にも気を使います。昼を過ぎ一度少なくなった来場者も子供たちを中心に増えてきて綿アメ、お菓子釣りなどで15時終了の時間いっぱいまで賑わっていました。
 若手組合員、そして家族の参加が増えて 将来の組合員候補でもある4歳の子も大きな声で飲み物販売を手伝ってくれたりとアットホームな雰囲気がありました。参加したみんなも楽しめたと思います。もちろん私も楽しめました。
 この日の来場者は、およそ450人、参加した組合員・家族49人、住宅相談も7件寄せられました。

組合員・家族のみなさまへ
映画チケット前売券のご案内

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