機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2014年7月10日号

若者が働ける建設産業を求め!
賃金・単価引き上げ要求集会
建設国保を守ろう

建設労働者の労働組合でつくる全国建設労働組合総連合(全建総)がおこなった「賃金と単価の引き上げ」、「建設国保などへの予算要求の実現」を求める中央総決起集会に、東京土建港支部からも29名の組合員が参加しました。
 午前中は、厚生労働省・国土交通省などへ仲間の仕事と暮らしを安定するための要求を訴えて来ました。
 午後からは、日比谷野外音楽堂にて、決起集会をおこない、賃金・単価の引き上げ、建設国保を守るための補助金水準確保の運動により一層総力を挙げることを確認しました。

東京都福祉局への交渉

東京都福祉保健局に対する予算要求交渉は、土建本部と各支部の代表及び都連の他組合代表が参加して多くの仲間による交渉となりました。冒頭の都連伊藤副委員長の挨拶・要請があり、続いて東京都側の福祉保健局川辺課長の挨拶・答弁があり始まり、交渉は進行しました。多くの仲間からの質疑要請がありましたが、その中で特に、現在の社会情勢と私達の厳しい職場環境の中で、賃金の上向きが感じられずに居る今こそ、安心して働けるために保険料補助の満額確保とさらなる増額、あわせて未だに認められていない健康診査でのレントゲン健診補助への切実な要求が多く訴えられました。東京都側も私達の要望の主旨には、理解を示してくれている様子ですが、現実にはハードルは依然として高く、訴えを連体してもっと強くして続けていかなければならないと感じました。

ハガキ要請行動ご協力のお願い

今、私達が出来る事は、ハガキ要請行動です。多数のハガキ要請行動が行政を動かし、私達の要求実現に前進する運動に繋がります。私達の『命の綱』である土建国保は、国と東京都からの補助金と組合員は支払う保険料で運営されています。補助金の確保は組合員の保険料に反映されています。仲間のくらしを守る《大事な個人嘆願》です。東京土建国保の医療費は、年々増加をし、仲間の健康が心配されています。2014年度、補助金獲得の取り組みとして、7月〜8月厚労省、9月〜10月東京都、11月〜12月財務省への取り組みとなります。組合員・家族が出来る最も有力な手段こそが〈ハガキ要請行動〉だと思います。多数の”ハガキ“が行政を動かす事と考えます。私達の要求実現に向かって皆様と一体に行動をよろしくお願い致します。