機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2010年01月10日号

新しい年、仕事・くらし・平和を守る
 新年のごあいさつ
 闘いの第一歩は一枚のハガキから
 執行委員長 堀部忠次(芝・石工)

 

堀部委員長

堀部委員長

新玉の年のはじめにあたり、初春のお祝いを申し上げます。
 昨年は08年秋にアメリカのリーマンショック始まった百年に1度と言われる不況の嵐が世界や日本を襲い、仕事・賃金・雇用等などの問題で多くの仲間が苦しい生活を強いられた1年でした。
 しかしその中で、石井組織部長を中心に組合員皆で取り組んだ拡大運動では、春・秋を通して目標を達成して、昨年1月現勢を回復して新しい仲間を増やすことができたことは一つの光明であったと思います。
 国内では、55年以後続いてきた自民党体制が9月の衆議院選挙で政権交代が現実となりました。民主党が第一党になったことが国民の一番期待と関心を持って迎えられた出来事ではないでしょうか。
 しかし私たちの大切な建設国保からみれば、健康保険「一元化」を「一元的適用」と言葉は変化したものの建設国保の行方が問われている情勢にも見舞われているのと思います。さらに民主党の政権交代を応援していた朝日新聞から名指しで攻撃されていることにも注意深く対処しなくてはなりません。
 今、厳しい状態にある土建国保を守るために組合員に国会や都の要請行動に参加してもらっているところですが、要請ハガキ(1人1シート4枚)も重要な行動です。
 自宅や職場の休み時間など合間に書くことが出来ます。私たちの大切な土建国保を守る闘いの第一歩は要請ハガキを書くことから始まります。港支部はハガキ集約数が不足しています。
 ハガキ要請の運動は今年もあります。坐していても棚からボタ餅は落ちてきません。先ずは行動にご参加を。私の彼方の組合なのですから。

 

今年の夏には参院選
 明るい展望切り開こう
 大島分会長 内田敬三(土木)

 

内田分会長

内田分会長

東京土建港支部組合員の皆さま、2010年明けましておめでとうございます。
 昨年(09年)は大変な年でしたね。アメリカの金融恐慌を機に日本の経済危機が深刻化し、政府は麻生政権から鳩山政権に変わりましたが、私たちの生活はますます厳しくなるばかりで、明るい展望を見いだせない状態が続いています。
 今年の夏には参院選があります。私たちの要求・要望を代弁してくれる議員を一人でも多く、国会に送り出し、明るい展望を切り開くために頑張ってもらいたいと願っています。組合員の皆さまと力を合わせて、その実現のために奮闘したいと思います。
 明るい未来めざして、ともに頑張りましょう。

 

仲間の生活を守る砦
 東京土建を強く大きく
 副委員長(組織部長) 石井 正(麻布・電気)

 

石井副委員長

石井副委員長

新年あけましておめでとうございます。
 建設産業は、一昨年来の建築基準法改定をめぐる失政による不況、資材燃油高騰、リーマンショックに始まる金融危機から発生した世界同時不況の波に見舞われ、仕事量の激減、賃金の大幅下落、外注化や請負化による雇用条件の悪化で事業継承が困難な状況に陥り、仲間の状況は戦後最悪の生活危機に直面しています。
 私たちは、世界的な不況の中、積極果敢に攻勢的な拡大運動に取り組み7年連続での支部目標の達成とともに3期連続で全分会目標を達成させることができました。全分会達成と年間拡大達成は、組合員訪問と組織内事業所訪問、チラシの各戸配布による宣伝や未加入事業所訪問など、港支部のかつてない大量宣伝と仲間の団結により、「目標は必ず達成させる」という固い決意と地道な行動による成果でした。運動に奮闘されたすべての役員・幹部活動家と組合員・家族の皆さんに改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。そして大変お疲れ様でした。
 拡大運動は7年連続で支部目標を達成しましたが、事業所の縮小や自主清算など、建設業からの離職等による拡大数を上回る脱退が続き組織的後退を余儀なくされ、2010年1月の当初現勢は1400人と7年連続での実増は達成できませんでした。しかし、港支部が活動地域とする港・千代田・中央の都心3区での東京土建に組織可能な50人未満の建設産業従事者数は、2,911事業所で28,630人(2006年度の東京都「事業所・企業統計調査報告」)、統計に反映されない設計業などの業種を加えると約5,000事業所で約50,000人が東京土建港支部の組織可能な対象者となっています。
 港支部の組織拡大運動が反転攻勢に転じた2003年以降の実績では、6年間で372人を実増させ、一昨年秋の拡大月間では支部初の全分会達成とともに1456人の最高現勢を実現させ、1500人支部が手に届く組織拡大の前進を築くことができました。
 7年連続での支部目標達成と3期連続での全分会目標達成、主婦の会や福寿会、青年部での拡大運動の成功を確信に、早期に1500人支部を実現させ、土建国保制度を守ることやどけん共済会の諸制度のより一層の充実など、建設産業に従事する仲間の福利厚生と長引く不況の中での仕事確保など、いのち暮らし、仲間の生活を守る「砦」としての役割を担うより強く・大きな東京土建を造り上げましょう。

組合の仕事掘りおこし運動
 住宅用火災警報器の取付
 三田台町会から受託
 仕事対策部長 清水弘之(白金・設備)

 

清水仕事対策部長

清水仕事対策部長

この間、組合による仕事堀りおこし・仕事確保運動として、住宅用火災警報器(住警器)の取付工事の受託活動を行ってまいりましたところ、港区三田台町会様より委託頂き、先月より取付を開始しました。住警器取付を地域住民との新たなパイプ作りと捉え、今後、他の町会にも呼びかけをしていきます。

住宅用火災警報器

住宅用火災警報器

今回の受託においては、町会役員でもある堀部委員長にご尽力頂きました。組合員の皆様の中には、町会・自治会の役員をされている方もいらっしゃると思います。町会等で、住警器設置が進んでいないということでお困りでしたら、ぜひ組合にご相談下さい。
 取付工事は、住民から寄せられる相談の受け皿となる「東京土建港支部 みなと住宅センター」の会員が行います。
 本年も、仕事対策運動の3本柱である「仕事の掘り起こしと確保」「自治体への要求運動」「住宅デー開催」の活動を盛り上げていきますので、皆様のご参加をお願いします。

 

明るく楽しい主婦の会
 今年もご支援・ご協力を
 主婦の会会長・市川洋子(白金・主婦)

 

明るく、楽しく、元気よくそして仲良く主婦の会

明るく、楽しく、元気よくそして仲良く主婦の会

皆さま、あけましておめでとうございます。
「平和が好きです、主婦の会」を合言葉に昨年度は家族ぐるみの運動で「憲法9条を守る」平和署名に取り組んでまいりました。
 組織部は33人の新しい会員さんの拡大に成功し、目標を達成しました。港支部200人の現勢に手の届くところまで来ました。平和・女性・母親の運動では、子育て学習会、東京タワー見学、ヘルシークッキングなど楽しい時間と交流ができました。教育宣伝は主婦の会新聞を2回発行しました。各専門部種々と活動することができました。ご協力ありがとうございました。
 今年度も「明るく、楽しく、元気よくそして仲良く」をモットーに一人でも多くの人が参加できる企画をしたいと思います。
 そして本部目標、全分会に主婦の会確立、20%現勢と大きな課題に向かって頑張っていきますので、組合員の皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
 皆さまの健康と今年が輝かしい年となりますようお祈り申し上げます。

 

年齢(トシ)を忘れて交流しましょう
 福寿会会長 大澤良夫(白金・大工)

 

大澤会長

大澤会長

明けましておめでとうございます。
 日頃、シニア友の会「福寿会」の集まりに皆さま多数ご参加いただきまして、役員一同感謝しております。
 昨年8月には池之端の鴎外荘で交流を深めてまいりました。当日は多数の方が参加し、楽しい一日を過ごしました。これを機に大勢の会員が参加することを希望しております。
 今年2月には「千葉の温泉につかり、新鮮魚を食べて一日を過ごしたい」という企画をしております。その時もふるってご参加ください。
 年内はシニア組合員(65歳以上)の拡大もやりとげました。後期高齢者の医療無料化などの闘いもあり、悪政で高齢者にとって落ち着かない一年でした。
 福寿会の催し物に参加する時は、私たちは年齢を忘れましょう。
 高齢者の組合員はぜひ、福寿会にご加入されますようお願いいたします。