機関紙建設なんぶ

機関紙建設なんぶ2009年12月10日号

民主党マニフェスト学習会開く
 「建設国保は頑張っている」と海江田衆議院議員

 

組合員の質問に答える海江田議員

組合員の質問に答える海江田議員

現政権の考え方をぜひ聞いてみたいとの組合員の声から、11月26日、支部会館に、東京1区(千代田・港・新宿)選出の衆議院議員海江田万里氏を招き、民主党マニフェスト学習会を開催しました。
 会では、海江田氏による民主党マニフェストの各項目等についての説明、それに対する質疑応答を行いました。
 その中で、海江田氏は「事業仕分けは画期的なことだが、予算削減の話ばかりの観がある。自分としては、歳入の方も注目すべきと考えている」と、財源論を詳しく説明してくれました。
 「景気対策への考えは」との質問に、かつてのルーズベルト大統領やイギリス病(大国病)を克服したイギリスが景気対策として、住宅対策に注力したことに言及しました。
 また、日本でも住宅建設を推進すべきと発言。「建築士法改正などで、真面目な建築士が時間的・金銭的負担を強いられている。何とかしてほしい」との質問には、「そういう方面は詳しくないが、関係者に事情を聞いた上、検討したい」と述べました。「組合員の最大の関心事である「国保の一元化を止めてほしい」との要望には、「年金問題については党でも一定のビジョンがあるが、健康保険については、青写真が出来ていない段階で何とも言えないが、建設国保が頑張っていることは自分も認識している。政策に活かすため、今後とも意見を聞かせてほしい」と回答。
 海江田議員は「こういう場を設けてくれたら、またお邪魔するし、区などへの要請があれば、対応していく」と語りました。

 

2010年 東京土建港支部
 「旗開き」開催のお知らせ
 (新春のつどい)

 

日  時 2010年1月16日(土)
 午後6時開場 6時30分開会
会  場 ホテルJALシティ田町 東京
 (港区芝浦3−16−18)
会  費 組合員   7,000円
新加入者 5,000円
(2009年2月1日〜2010年1月1日付で加入した人)
申込締切 1月7日(木)締切り
(会費を添えて分会役員までお申込下さい。)

 

生活・融資の相談
 お気軽に組合へ

 

仕事もくらしも厳しさを増しています。港支部では年末にむけて、融資や生活の相談を行っています。


【東京都の経営支援融資】
 国が定める不況業種などに該当し、売上高や売上総利益率または営業利益率が減少して、中小企業信用保険法第2条第4項(セーフティネット保証)の認定を受けた中小企業者や、大幅な売上減少のあった等の中小企業者に対し「経営支援融資」を行なっています。最優遇金利を適用するとともに、一般保証枠とは別枠で最大2億8,000万円まで保証協会による100%保証の融資が受けられます。


【港・千代田・中央各区の経営支援融資】


●港区緊急支援融資
 港区では、セーフティネット保証の認定を受けた事業者向けに「港区緊急支援融資」を実施しています。「港区緊急支援融資」は、融資を受ける中小企業者の利子負担率が0・1%と低利で、信用保証料について、一定の要件に該当する場合、全額補助を行っています。融資限度額は2,000万円で、返済期間は据置期間1年を含めて7年以内(運転資金。設備資金は8年以内)です。


●千代田区の制度融資
 千代田区では経営安定化支援特例措置として、既存の区独自制度の利子補給と信用保証料負担軽減を行なっています。既存の営業資金、設備資金、小規模企業特別資金を利子負担率0・3%〜1・5%と低利に借り受けることができます。また事業代表者が区民、または町会加入企業の場合は信用保証料が全額補助されます。


●中央区の制度融資
 中央区では最近3か月又は1年間の生産額・売上高が前年同期と比較し減少している事業者に対して「経営改善支援資金融資」を行なっています。利子負担率は0・5%、融資限度額は最高で1,500万円、返済期間は据置期間6カ月を含め7年以内です。
 この他にも、社会福祉協議会の生活支援融資などがあります。相談を希望される方はお気軽にお電話下さい。03‐3451‐6673


表

一人で悩まずプロに相談を
 無料法律相談

 

鶴見弁護士

鶴見弁護士

港支部では顧問弁護士、鶴見祐策先生による組合員のための「無料法律相談会」を東京土建みなと会館(支部会館)にて、毎月1回水曜日に行っています。
 相談希望者は完全予約制といたしますので、必ず前日までにご予約をお願いいたします。また、相談内容は整理してからおいでになってください。 
 組合員の皆さまのご利用をお待ちしています。1月は13日(水)です。

 

確定申告個別相談

 

恒例の確定申告個別相談を年明けに行います。
 相談者(納税者)がまとめた「1年間の売上、給与明細、源泉徴収票、原価(仕入・外注費・外注工賃など)一般管理経費、所得控除の各種証明書」などの資料にもとづく、個別相談会となります。
 昨年までの相談者については個別に案内します。
 期間は2月15日(月)〜2月25日(木)までの日程で開催します。
 いずれも午前10時〜午後4時までです。


●給与・雑所得
2月15日(月)〜25日(木)
●事業・不動産など
2月18日(木)〜23日(火)
●その他
2月24日(水)〜25日(木)

 

映画・いのちの山河
 エキストラで出演しました
 麻布・大工・塚本育夫

 

塚本さん

塚本さん

2月20日〜22日まで「いのちの山河」のエキストラバスツアーがあると聞き、参加しました。若い人は知らないかもしれませんが、私たちの年代だと沢内村の話は有名です。実際にあった素晴らしい話です。ぜひ見て下さい。私は亡くなった村長さんを迎えるためにたくさんの村人が吹雪の中を待つシーンに出演しています。見つけた方は声をかけてください。


ストーリー


 
“豪雪・多病・貧困”とてつもなく大きな問題を抱えていた、山間の小さな村・沢内村。長く無医村であったこの地で、父親から医者になることを期待されながらも村を離れていた深澤晟雄はある日、妻と帰郷する。昔と変わらず悲惨な村の状況を前に晟雄は、何とか村をよくしたいと立ち上がる。『生命尊重』行政の在り方を説き、いよいよ村民の医療無料化に踏み切ろうと決意するが、国民健康保険法違反という壁に突き当たってしまう。晟雄は、村民のいのちのため、憲法25条を盾に、老人・乳児医療無料化を推し進めていく。やがて、村が、全国初の乳児死亡“ゼロ”という記録を生みだすまでになる。


上映館
新宿武蔵野館
(JR新宿駅中央東口、三越裏、武蔵野ビル3階)
◎1月8日まで上映