群会議の話題

■群会議の話題≪第184号≫ [2018年8月8日]

目次ページへ戻る

「働き方」一括法を強行 さらなる改悪許さない運動を

 「働き方改革関連法(改正労働基準法など計8本の法律)」は国会延長の6月29日、自民、公明、維新の賛成により成立しました。
 高度プロフェッショナル=残業代ゼロ制度は年収1,075万円以上の高度の知識を持つ専門職から、当人合意のうえ対象とすることになっていますが、経団連は年収400万からの導入を強く要望しており、年収基準引き下げや業種要件の拡大が懸念されます。
 時間外労働の罰則付き上限規制は、全業種について限度時間について月45時間・年360時間を一般則としつつ、繁忙期で例外的としながらも過労死ラインとされる月80時間を超える月100時間未満(休日労働含む)、複数月平均80時間(同)、年720時間までの時間外労働を認めています。施行時期は20年4月(大企業は19年4月)からとしていますが、建設業では人手不足などを考慮して24年4月からとなりました。なお、建築設計やコンサルタントなど建設業以外の建設関連事業について猶予はありません。上限規制適用の例外規定や建設業での先送りは事実上の長時間労働・建設産業の過酷労働の追認で、「人手不足」を理由としながら、逆に新規入職を困難にするものです。
 「同一労働同一賃金」は労働契約法を改定して、21年(大企業は20年)から施行されます。手当や福利厚生に一定の改善が見込まれますが、基本給の正規―非正規の差は解消されず、法的に容認されてしまいます。
 雇用対策法は労働施策総合推進法に改称、法の目的に労働生産性の向上が加えられ、「多様な就業形態の普及」が国の施策として位置付けられました。リストラや労働強化を推進し、「請負労働」などを広げ、保護されない労働者を増やす根拠となりかねません。
 東京土建は、建設産業の過酷労働を許さない立場で、労働基準法など労働法規の遵守・処遇改善を求めます。同時に事業主には時間管理の厳格化や就業規則と36協定の届け出などに関して行政指導が強まることを組合内外に周知していきます。

秋の組合員拡大月間 8月から準備を始めます
都心区独自の組織構成をつかみ、事業所と後継者世代の仲間の結集を追求し、1500人の港支部建設をめざそう

 夏の取り組みでは、事業所との関係強化では設計士の集いや算定基礎届けなどで対話を深めてきました。またヴァンテアンクルーズ交流会では新しい参加者とのつながりも出来つつあります。後継者世代や新しい仲間を含め運動の裾野を広げる、専門部横断で諸課題を共に進めていく組織戦を展開し情勢に大きく左右されない強靭な組織建設をめざし、秋の組合員拡大月間に入ります。

(1)支部秋の活動者会議、出陣式
[とき]8月26日(日)午後1時開場、1時30分開会、午後4時50分閉会
[会場]東京土建みなと会館
[参加対象]支部四役・常任執行委員、執行委員、福寿会三役、女性の会役員、群長・群会計、拡大後継者対策部会参加対象組合員、
[出陣式]8月26日(日)午後5時開場、5時15分開会
[会場]未定
(2)拡大目標と統一行動日
 秋の拡大月間の目標は年間12.0%の拡大到達を基本目標に、1月現勢の3.5%42人(みなと分会8人、事業所分会32人、大島分会2人)の拡大と、うち新規事業所2社の加入を目標とします。

国保予算要求ハガキ、募金・カンパ、憲法9条改憲反対署名にご協力を

全組合員に個別郵送しています。返信用封筒で8月22日(水)までにご返送ください

8〜9月は東京都あて! 国保予算要求ハガキ要請行動

画像6〜7月に取り組んだ厚生労働省あて予算要求ハガキ行動は、1,696枚(組織人員比137.2%)となりました。8〜9月は東京都からの補助金確保のための予算要求ハガキ行動に取り組ます。
東京土建国民健康保険組合(略称:東京土建国保)は、組合員・家族のみなさんが納める保険料と「東京都からの補助金」で運営されています。東京土建国保の安定運営のためには歳入の約41.4%をしめる国と都の補助金の確保が絶対に必要です。国と都の補助金が減額されると私たちの保険料に直接影響します。ハガキ要請行動は、土建国保を守るために組合員とその家族全員が参加する個人請願行動です。組合員・家族全員でご協力ください。

安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名
(3000万署名)をお送りします ご協力をお願いします

 7月、安倍首相は記者会見で「自民党の改憲案を速やかに国会提出できるよう取りまとめを加速すべき」、総裁選では憲法改正が「大きな争点になる」と明言しました。9月の自民党総裁選後の臨時国会で改憲議論を前に進め、来年にかけて改憲のための国民投票を発議する目論見を捨てていません。
 太平洋戦争では建設従事者が大量に戦地へ送られ、基地や軍港、塹壕(ざんごう)・砲台などの工事に使われて多くが戦死しました。建設業は平和でなければ成り立ちません。
 安倍政権による憲法改悪をゆるさない「3000万署名」を改めてお送りします。ぜひご賛同いただき、署名して返信用封筒にて組合までご返送ください。ご家族やお友達を含め、ご協力をおねがいします。

みなとの空を守る会特別募金のお願い

 国土交通省は、羽田空港の発着回数の大幅な増便に伴い、都心上空を低空で飛行する新ルートを計画しています。新ルートは千葉県や埼玉県を経て、23区西部上空を低空で飛行し羽田空港に至るもので、港区では表参道付近で600メートル、高輪付近では450メートルという低空を飛行機が飛ぶことになります。騒音の問題や落下物、さらには墜落の危険があります。
都心低空飛行計画に反対している「みなとの空を守る会」から、港区内の予定航路直下付近の約9万世帯を対象に、羽田新ルート計画を知らせ、ポスティングによるアンケート調査を実施するための特別募金の要請がありました。個人募金をお願いします。
郵便口座記号番号:00150-8-635061
口座名義:みなとの空を守る会

西日本豪雨災害支援カンパのお願い

6月28日〜7月8日かけて西日本を中心に降り続いた豪雨により、広範囲で河川の氾濫による浸水災害や土砂災害が発生し、多くの死傷者・避難者が出るなど、各地で甚大な被害が出ており、今後の復興には多大な時間が要するといわれています。組合では、被災された組合員・家族や被災地組合への見舞金や、仲間の支援活動等のため、募金に取り組んでいきます。1人100円を目処に、ご支援・ご協力頂きますようお願い致します。

知って知らせて得する組合員お知らせコーナー

◆平成30年7月豪雨による組合員の実家被災お見舞金、実・養父母の死亡弔慰金について
西日本豪雨災害支援として、東日本大震災と熊本地震時の対応を参考に時限的措置として次のとおりお見舞い金をお渡しします。手続きの詳細は支部書記局までご連絡ください。
 @西日本豪雨災害により組合員の実父母・養父母の死亡:1人2万円
 A西日本豪雨災害による住宅災害見舞金:全壊3万円(2/3以上)

当面の集会宣伝行動学習会にご協力下さい

◆オスプレイ反対東京連絡会総会
[とき]8月27日(月)、午後6時30分〜
[場所]けんせつプラザ5階A・B会議室
[要請]支部2人(2号動員)
◆原水爆禁止世界大会広島大会報告集会
[とき]8月30日(木) 、午後6時30分〜
[会場]東京土建みなと会館3階会議室
◆アスベスト大阪高裁(京都ルート)判決日行動
[とき]8月31日(金)、午後1時30分〜
[場所]厚生労働省前
[要請]支部5人(1号動員)
◆東京都連消費税増税反対キャラバン宣伝行動
[日時]9月13日(土)午後2時20分〜
[場所]渋谷ビックカメラ前 
[参加要請]支部3名(1号動員)
◆東京社保協・中央社保協 巣鴨駅頭宣伝行動
[日時]9月14日(金) 正午〜午後1時
[場所]巣鴨駅前
[参加要請]支部1名(1号動員)
◆原発ゼロをめざす全国交流集会
[とき]9月16日(日)午前10時30分〜
[会場]平和と労働センター2階ホール
[参加]自主参加でお願いします
◆いのちをつなぎくらしを守れフクシマと共に9.17さようなら原発全国集会
[とき]9月17日(月・祝)午前12時30分〜
[会場]代々木公園B地区・野外ステージ周辺
[参加]支部5人(1号動員)
◆都民連主催「都議会開会日行動(予定)」
[とき]9月19日(水)午後12時15分〜1時 
[場所]都庁第一庁舎前地上歩道
[参加要請]支部3人(1号動員)
◆安倍9条改憲NO!集会とパレード
[とき]9月19日(水)、午後6時〜
[会場]日比谷野外音楽堂集会後、銀座パレード
[要請]支部3人(2号動員)
◆以下の行動はいすれも午後6時から、各分会10人の参加要請です!
◆安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名(3,000万人署名) 街頭宣伝行動
9月10日(月)、田町駅芝浦口
9月28日(金)、赤坂見附駅出口A
◆港各界連・消費税をなくす会・港社会保障推進協議会の共同宣伝行動
9月25日(火)、浜松町駅北口
10月24日(水)、田町駅三田口
11月26日(月)、新橋駅SL口
12月25日(火)、浜松町駅北口
※宣伝場所は他団体との競合などで変更する場合があります

ページトップへ戻る